東京都産業労働局 令和5年度中⼩企業サイバー
セキュリティ対策継続支援事業

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事業概要

中小企業サイバーセキュリティ対策
継続支援事業について

新型コロナウイルス感染症の影響により、社会におけるDX化が急速に進行していますが、多くの中小企業において、 DXと車輪の両輪であるべきサイバーセキュリティ対策を継続的に実施していくための体制整備が喫緊の課題となっています。

この状況を踏まえ、東京都では、セキュリティ対策の普及啓発に加え、セキュリティ機器の導入支援等のハード面の整備を進めていますが、こうした整備を実施した後も、各中小企業のリソース不足(人材面・ノウハウ面)が、継続的なセキュリティ対策の実施に向けて大きな障害になると予想されます。

そこで本事業では、基本的なセキュリティ機器を備え、セキュリティに関する方針、ルール、対策を決めるところまでは実施したものの、その先どうしたらいいのか分からない、自社だけでは対策ができないという不安を抱える中小企業の皆様を対象に、セキュリティ対策の基本を再確認し、課題解決などの手法を学ぶことで、社内にて継続的なサイバーセキュリティ対策ができる人材を育成します。

また、支援実施過程で使用するテキストや事例集など、本事業の取組を広く社会へ公開し、中小企業の皆様が自社でセキュリティ対策を実行する際、困った時に使うことができるツールとして活用していただくことで、中小企業全体の体制強化を目指します。

支援全体像

支援全体像

セミナー

導入済のセキュリティ機器の日常的な運用方法や業務内容に沿ったセキュリティルールの策定方法など、中小企業の皆様が自主的にセキュリティ対策業務を運営する上で生じる疑問点の解決に直接役立つ、実践的な知識・ノウハウを講義形式でお伝えします。

ワークショップ

中小企業の皆様が直面しているセキュリティ対策上の困難について、参加企業の皆様同士で、それぞれの課題に一緒に取り組み、解決策を考えます。自社の問題だけでなく、他社の事例に触れることで、様々な課題の解決に向けた引き出しとなる知識を得られます。

専門家派遣

ワークショップで洗い出した課題を中心に、企業が直面しているセキュリティ上の問題点解決や、社内体制構築へ向けて専門家が支援を行います。

取組実行

専門家と決めた取組内容やセミナーで得た知見、ワークショップの事例を参考に取組を実行します。

支援対象企業の属性

様々な業種や規模の都内中小企業30社にご参加いただきました。

参加者の属性

経営層やセキュリティ担当者など、多様な階層、部門の方30名の方にご参加いただきました。

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